2022.07.15
汗抜きクリーニングって知ってますか ?
毎日暑い日々が続いていますね。
朝から汗だくになって、自転車を漕いでいるビジネスマンを、よく見かけます(^^; ) =3 =3
クールビズとは言っても、出勤する前から汗ダクだと、大変ですね!ご苦労様です。
ちなみに私は「海に行くの?」と言わんばかりの出勤用ファッションで通勤してます。
(もちろん、アフターがある日は気をつかいますよ(笑))
毎年、少しずつ暑くなっているこの季節。
過去最高気温が出たり、いままでにないトラブルが発生したり・・・
「いったいこの先どぉなるの?」って感じですね。
さて、猛暑の影響も加わって、大量に汗を掻いている方も多いと思います。
汗の影響で衣類へも、ダメージを受けている事が多いんです。
ご家庭で洗えるTシャツなどはこまめに、すぐにお洗濯してあげてくださいね。
一人暮らしだと、「溜めてから、お洗濯~♪」なんて思っていると、
臭い発生!染み発生!なんてトラブルに陥りますよ。
最近では、「ドライマークが洗える洗剤」も市販されていて、
色々洗ってしまう主婦の方も増えているようですね。
でも、要注意です!!
「ドライマークが洗える洗剤で洗ったら、色が出てしまいました(+o+)」
なんて、トラブルが増えています。
洗う前には、洗濯絵表示と素材を必ずチェックしてくださいね。
付属品なんかも要注意ですよ。
クリーニング店と家庭用洗濯の違い(ドライクリーニング)
じゃあ、「家庭で洗えない、スーツなどはどぉしたらいいの??」と思われた方も多いと思います。
「市販の洗剤で洗っちゃえば??」なんてお考えは絶対にやめてくださいね。
シワシワに型崩れして、無残な姿になったスーツをたまにお預かりします。
そんな時は、迷わずプロにお任せしてくださいね。
汗抜きクリーニング。Wクリーニング。ドライ&ウエット。
最近では、クリーニング店頭に“汗抜きクリーニング。Wクリーニング。ドライ&ウエット・・・”などなど、汗対策のクリーニング方法を掲げているお店も多いですね。
でも、クリーニング工程はお店によって様々です。
大きくわけると、二つに分かれるので、簡単にご説明しちゃいますね!
1.ドライ溶剤の中に水溶性のソープを添加して行う方法。
ドライクリーニングの中に、水汚れに効く洗剤を入れて、洗います。
この場合、水は使用しません。
2.ウエットクリーニングをする方法。
水洗いできない衣類も水の中に浸して、やさしく洗います。
汗の成分のほとんどは水分ですが、アンモニア、塩分、脂質などからなっています。
水分が蒸発すると、汗の成分が繊維に残り、汗ジミになってしまいます。
さて、どちらが汗汚れは落ちるでしょうかぁ??
もぉ、おわかりですね!!
2番のウエットクリーニングを施したクリーニング方法です。
基本的にクリーニング店では、ウールやスーツなどの水洗いすると型崩れを起こす衣類はドライクリーニングを施されます。
ドライクリーニングは油汚れには強いのですが、水汚れには弱い性質を持っています。
なので、徐々に蓄積された、汗汚れがスーツをゴワゴワにしたり、臭い、黄ばみの原因になったり。
綿素材で考えてみると、ドライクリーニングでは汗に対する、洗浄率が悪く、
70%も汗が残っているという事実もある程なんですよ(ーー;)
水溶性の汚れを落とすには水を使って洗う方法がベストなんですね。
(同じ性質で落とす!コレは染み抜きと同じ原理ですね!)
ウエットクリーニングを施したスーツはさっぱりとしと仕上がって、身軽になった感じがします。
もちろん、着心地も変わるので、汗対策にはバッチリですね!
クリーニング店でご依頼される時は必ず、工程方法を必ず確認して下さいね。
【ご注意】
海外製品や、染色が弱い衣類。汗や水に濡れるだけで、色が滲んできたりする衣類は
ウエットクリーニングができない場合がございます。
詳しくはかかりつけの、クリーニング店にお尋ね下さい。
ウエットクリーニングを施しても落ちない汗染みのご相談もお受けしております。
厳密に言うと、染みと汚れは違いますよ!
なので、何かが付着した場合は、何も触らずにご相談お願いしますね(*^^)