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衣類の便利帳
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染み抜きとは?
染み抜きの順序
油性
水性
たんぱく質
色素
中和
クリーニング
染みの種類には、しょう油・ソース・ケチャプ・油・お酒・ジュース・口紅・マニキュア・ボールペン・汗・泥・カビなど色々な種類(油溶性・水溶性・不溶性など)で複合的に付着している事が多いので、クリーニングや洗濯ではキレイに除去できない事が多いのです。
染み抜きは、まず衣類の繊維、染みが何によるものか、水溶性なのか、油溶性なのか、不溶性なのかを見極め、油性→水性→たんぱく質→色素→中和の順序で染みを除去していきます。染みを除去した後に、全体に付いている表面上の付着力が弱い油汚れやチリ・ホコリなどをクリーニングで洗い(濯ぐ)流すと考えてもらえると分かりやすいと思います。
水溶性の汚れをドライクリーニングしても落ちませんし、また油溶性の汚れをウエットクリーニングしても落ちません。
例えば、スーツに付いたワインの染み(水溶性の染み)をドライクリーニングしても落ちませんが、染み抜きならワインの染みにだけ集中して染み抜き作業を行う事が出来ます。
では、ウエットクリーニングをしてしまえば落ちると思われるかもしれませんが、表面上の汚れは落ちても、繊維の中に入り込んでいる物質まではやはり染み抜きでないと除去しきれないのです。
様々な染みに対して1つ1つ丁寧に人間が判断できるから、クリーニングでは落ちない汚れも染み抜きでキレイに落とす事ができます。
染み抜きは衣類に対して全体的に処置をするのではなく、染みの付いた所だけをピンポイントで処置できる為、衣類に対しての全体的なダメージは少なくなります。
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